人工の歯を取り付ける治療法
インプラント(歯科)とは、人工歯根のことで、天然歯根の代用として、この人工歯根を顎の骨に埋め込み、そこに人工の歯を取り付けるという治療法です。 現在使われている歯科用インプラントの多くはチタンで出来ています。チタンは長年の臨床研究の結果、歯肉や骨と相性が良く、顎の骨にしっかり結合することが証明されています。インプラントが、顎の骨にしっかり固定されることで、噛み心地も天然歯に近くなり、異物感や発音の違和感もなくなります。
次にインプラント(歯科)のメリットは、自分の歯と同じような感覚でものを噛むことができます。見た目は自分の歯とほとんど同じくらい、キレイに仕上がります。インプラントが顎の骨に力を加えるため、アゴの骨がやせるのを防ぎます。インプラントのリスクとしては下顎骨にインプラントを埋入する場合、下顎の下の方を走行している神経をドリルで傷つけると麻痺が出たりしまので、技術が確かな歯科技工士を見つけましょう。上顎奥歯の部分は骨が薄く、難しい場合があります。
具体的なインプラント治療の進め方は、問診などの後、綿密な治療計画を立てます。手術は局部麻酔で行われます。顎の骨に、インプラント埋入用の小さな穴を開け、そこにチタンのインプラントを埋め込みます。手術は通常は1回法で2時間程度です。日帰りが可能です。この後、インプラントと骨が完全に結合するまで、約6〜24週間ほど待ちます。この期間は通常、インプラントの上に仮歯を入れておくため、日常生活に支障はありません。手術1回法のインプラントの場合、ここで人工の歯の取り付けが完了します。手術2回法の場合は、ここでインプラントに歯の台部を接続する2回目の手術を行い、その後3週間から1ヶ月おいてから、歯を取り付けます。
インプラント治療の禁忌症としては、血液疾患(血友病など)、免疫不全、化学療法が行われている患者、精神神経症があります。その他の病気の場合は、病状によってはインプラント治療が可能です。歯ぎしりの強い場合も避けた方がよいといわれています。インプラント手術が成功するかしないかは、術後1〜2週間で決まるといわれます。そのため抜糸までの1週間の間に数回通院します。その後もメンテナンスも重要です。普段の手入れが大切なことは、普通の歯の場合と何ら変わりません。
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